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■大槻香奈の日記■

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【NEWS】大槻香奈実験室その2「かみ解体ドローイング」大阪ondoにて開催

kamikaitai


2月12日より大阪のギャラリーondoにて大槻香奈実験室その2「かみ解体ドローイング」を開催いたします。
初のドローイングのみの展示です。皆様のお越しを心よりお待ち致しております。

【期間】2015年2月12日〜3月6日 ※日・月曜はお休みです。
【時間】12:00−19:00
【場所】ondo(tosabori,osaka)http://ondo-info.net

【オープニングパーティー】
2月13日(金)19:00〜21:30
参加費:500円
どなたさまもご参加いただけますので、お気軽にお越しください。

:::

【大槻香奈実験室について】

今回は私の様々な表現の試みの場として、
通常の個展とは区別した形で「大槻香奈実験室」と題した
個展番外編のようなものを開催いたします。

日々制作をしていく中で、コンセプトのハッキリした個展とはまた違う、
作品の表現の可能性について自由に試す場が欲しいと常々考えており、
自分の今までの表現を見直す意味もあり、
2014年よりこのような企画をスタートさせる事にしました。

第二回目となる今回はドローイング作品の実験です。
ドローイングは毎年描き続けていますが、今一度それらの作品の本質を見直し、
様々な表現の可能性を試してみたいと考えています。


【かみ解体ドローイング】

ドローイングとは本来、主に線で絵や図を描いたものを差すが、最近ではその定義は曖昧になり、
線が主体でありながら色がしっかり入ったものまでそう呼ばれるようになった。
私もまた、キャンバスに描かれたペインティング作品とは区別して、それ以外の比較的薄い紙に
さらっと描かれたものをドローイング作品と呼んでいる。
今回はそのドローイング作品の、主に「表面的」な部分についての実験をしてみたいと考えている。

ドローイング作品のみで構成する展示は今回が初めてである。
私の日頃の個展ではおおよそペインティング作品が主役になる事が多く、ドローイング作品は時に
習作の意味合いを持って展示される事がある為、展示の中ではサブ的な扱いになる事が多かった。
しかし最近ではペインティング制作に対する熱量とドローイング制作のそれとの差が大きくあるわけではなく、
同じ心構えで制作する事が増えてきた。 またドローイングこそに力を入れるようにもなってきた。
おそらくそれは、自分の中でドローイングとカテゴリされる表現に何かしらの可能性をみているからなのだろう。
ペインティング作品としてキャンバスにドローイング的タッチを取り入れる事は出来るが、
それでは満たされない、軽い紙の質感であるからこそ何か特別なものを表現出来るような気がしているし、
実際にそれを信じて今までに沢山描いてきた。

今回は実験室という事で特に現段階での何か確固たる答えを持ち合わせているわけではないが、
ひとつ気にかけているのは、薄い紙にさらっと描かれたドローイングの価値は「御守り」その中でも
とりわけお札のようなものに繋がる側面があるのではという事だったりする。
それは宗教の思想に共感し、実生活に何か小さなアイテムを取り入れ、神のようなものと共に生きる事と
関係するように感じられる。ペインティング作品と比べて比較的安価で手に入れられるという部分にも
関係しているのかもしれないが、単純にドローイングの表面的な質感は日本に住む人達の肌に合っているような
気がしている。そのような事を考えていて、ドローイングについて一度きちんと向き合う機会を作りたかった。

今回は過去作品から新作まで、今までドローイング作品をどのように描いてきたのか、
簡単に振り返る事の出来る展示にも出来ればと考えている。
さらっと描かれた線から、何かが生まれる前の熱量が伝われば幸いである。

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作家 : 大槻 香奈

Author:作家 : 大槻 香奈
美術作家/イラストレーター
お問い合わせは以下の大槻香奈Webサイトよりお願い致します。

http://ohtsuki.rillfu.com

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