KanaOhtsuki * One day One picture

■大槻香奈の日記■

「すべてになるそのまえに」もうすぐ

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いよいよです。初の個展のような気持ちでいます。

http://www.neutron-tokyo.com/index.html

三年前に考えていた事がやっと形に出来ます。
いつでもそうです。
逆に、今考えている事はなかなか形には出来ません。
きっと今から三年後に、今考えている事が形になっている事でしょう。
これは不思議と三年サイクルでもどかしいのですが。

いつもの事ですが、個展はこれで最後にしていいんじゃないかな、
という気持ちで制作をしました。
発表の場を与えてくださった事に心から感謝いたします。


:::


私の個展と同会場、同時開催である塩賀史子さん(neutron tokyo 3Fで)の個展について、
まだ個展が始まる前なのにも関わらず未熟な私がこんな事を書くのは恐縮なのですが、
少し私なりの想いを書いてみようと思います。

http://www.neutron-tokyo.com/gallery/schedule/1002/SHIOGA_FUMIKO/profile.html

塩賀さんの作品は以前から私自身が気になっており、
その作品たちは私の根本的な、本質の部分を揺れ動かすものがあります。
それは心の本質ではありません。
人間として生まれながらに持っている何かを動かされるのです。
例えるなら絶対的である前世の姿を想像するような、
目に見えないけれど確信してしまうようなものです。

私の個展を開催するにあたり、まずはそれを感じる事からスタートしました。

私自身はどうしても心を描いてしまいます。
描くつもりはないのですが出てしまいますし、
幼心ながらに感じる社会性を無視できない性格もあり
それが私の作品を創っていますが、
どうしても本当に還っていきたい場所、目指す場所は
社会の中にはありません。
でもそれを表現するには私はまだまだ生きる事が必要で、
今の私には描写力も限界があります。

しかし、一方的で勝手ではありますが、
個人的に塩賀さんと私の絵が同じ空間にある事が
今回とても意味のある事のように思っています。
塩賀さんの作品にはきっと静かに自分の答えも眠っていると感じているからです。
これは私のいち鑑賞者としての視点で、塩賀さんの意図ではありませんので、
勝手に書いてしまい申し訳ない思いもあるのですが。。

この計算されたかのような偶然性(?)に嬉しく思っております。

実際的でなくても、塩賀さんの作品の持つ力によって
私の作品は救われるような気がします。

逆に言えば同じ会場で展示させて頂く事で、
私の持つひとつの世界をも塩賀さんの作品に影響させてしまう事になる訳ですが、
それによって作品が揺れ動く事は無くとも、
私自身、制作時に、いつにも増して作品に対して丁寧であろうという気持ちを持てました。

まだ始まる前ですが、それだけでも本当に有難う御座います。という気持ちです。


個展がとても楽しみです。
みなさまにも是非観にお越しいただければと思います。


:::


長くなりましたが最後に、
今回の私の個展「すべてになるそのまえに」
というタイトルについて少し書きたいと思います。
このタイトルにしたきっかけは正直、直感です。
意味が広く大きすぎるので言葉でコンセプトを説明出来ません。

「言葉になるその前に」
「心になるその前に」
「人になるその前に」
「生まれてくるその前に」
「死んでしまうその前に」

それら全て含めて「すべて」という言葉でひっくるめました。
意味合いは色々ありますが人が「すべてになる」という状態はどのようなものをさすのでしょうか。


実はまだ作品が仕上がっていません。
ラストスパート頑張ります。


24日オープニングには私も会場にいる予定です。

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作家 : 大槻 香奈

Author:作家 : 大槻 香奈
美術作家/イラストレーター
お問い合わせは以下の大槻香奈Webサイトよりお願い致します。

http://ohtsuki.rillfu.com

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