KanaOhtsuki * One day One picture

■大槻香奈の日記■

memo-03

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この間ふと思い出した事があるのでメモっておく。

父が、私が小4の時にずっと病気で入院していて、
私は毎日手紙を書いたり、その日書いた絵を届けていたのだけど、
ある日とうとうネタが無くなって、何をあげていいのか分からなくなった時があって。

そこで何を思ったのか、私は色紙で封筒をつくって、
その封筒の入り口に向かって自分の家族にひとりずつ、
父へのメッセージを言葉で吹き込んでもらって、それを封して父に渡した。
それを受け取った父は、封を開けても何にも入っていない色紙の封筒を渡されただけで
なんのこっちゃい、みたいな感じだったんだろうけど。

それから、父がすごくお花見に行きたいと言っていた事を思い出して、
近所の桜の木の下で花ごと落ちていた桜を集めてお菓子のカンに入れて、
カンのふたに「お花見」と書いて、それもあげた。

私は手紙よりそっちのほうが、絶対病気なおるはずだとか
その時は勝手に思っていて。


今から思えばそれらの物・行為も含めてちょっとアート的だなあと思った。



なんか「作品の為に作られたコンセプト」なんてものは本当にどうでもいいもの
っていうかそれって悲しいなあ。。

アート界っていうとコンセプトが大事って言われるけど、
コンセプトなんか無ければ無いって言ってしまった方がいいですし。

今の社会や時代に真正面からぶつかっていく為にアートをする人も、
またそれらから逃げ出すためにアートをする人も、
本当にそういう目的で行うのであれば、
美術界でうまくやっていく為に何かをする事って腹立たしく感じたりするはずだと思うんだけどなあ。
自分に絵を超えた目的があれば、そういうものはむしろ振り払っていきたいところだ。


とかとか色々考えていたら、将来やりたいと思うちょっと面白そうなアイディアが浮かんだ。
自分が制作していて自由が見えないものは全部アートじゃないよ、ほんとにー!


写真は近所の中学生の子たち。

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作家 : 大槻 香奈

Author:作家 : 大槻 香奈
美術作家/イラストレーター
お問い合わせは以下の大槻香奈Webサイトよりお願い致します。

http://ohtsuki.rillfu.com

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