KanaOhtsuki * One day One picture

■大槻香奈の日記■

sunflower02

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最近買った本の中で写真家の荒木経惟さんが、
「写真が写真でなくなるところが到達点かもしれないね」
とおっしゃっていて、作品見て、ああなるほどなと思った。

生きた作品を創る事の出来る人って、うまく言えないけど、
作品は「創る」ものではなく本当に「生む」ものだと考えているんだろう。

荒木経惟さんの作品とか、もう「写真」を見てるとは思えない程、
眼には観えないものがたくさん渦巻いて見えるというか、
ひとつひとつの作品がすごく重くて生きてる。

自分の中から「生まれてきたもの」に対してもちろん言い訳なんか出来ない訳で、
また、コンセプトを説明すればする程、何だか純粋さを失っていくような気がする。
でも、そういうものこそが本物なんだと思う。

よくわかんないけど、まさに自分が産んだ子供と同じなのかもしれない。
…子供産んだことないけど、何となく。

自分からどんな子供が生まれたって、本当に自分の子供なんだから、
言い訳せずにその子のそのまんまを受け止めて、
愛を持って育てていくべきなんだなあ、と。

周りの人から愛される子供でないかもしれないし、
まっすぐ思い通りに成長しないかもしれないけれど、
その子を生み出した自分だけは絶対、最後まで見放しちゃいけないものなんだろう。


まあ、わかっちゃいるけど、難しいすね。。。
でもとても大事な事だと思う。


最初の話に戻りますが、
荒木さんみたいな作品を見ると、彼を「写真家」とは呼びたくなくなります。
何となく。

作品制作は命を産みおとす事と同じように、重くて美しいものであって欲しい。

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作家 : 大槻 香奈

Author:作家 : 大槻 香奈
美術作家/イラストレーター
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http://ohtsuki.rillfu.com

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