KanaOhtsuki * One day One picture

■大槻香奈の日記■

20090721

tansu-01.jpg


実家から出てきたにもかかわらず、いったい誰の写真かわからず。
身内なのかそうでないのかさえ分からない写真が出てくる。面白い。
やっぱり色がいいんだよなあ~。こういう色合いがとても好き。

:::

私が参加している映画「アンを探して」の公式ホームページが出来ました*
またこれから情報が増えていくと思いますが、リンクを貼っておきます。

http://www.grandjete.jp/lookingforanne/

はっとする青色が飛び込んできて気持ちいいですね~。
テレビでも話題になっていてとても嬉しいです。
秋に全国公開なので、皆様楽しみにしていてください!!

http://ohtsuki.blog102.fc2.com/blog-entry-219.html

20090719

tansu-03.jpg


同じく、実家から出てきた写真。
この写真は破れてた。これ誰が撮ったのかな。
繊細で今にも紙がボロボロになりそう。

杉本博司「歴史の歴史」展覧会を観にいったときにも思ったのだけど、
その作品が生み出されてから今に至るまでの歴史が、それをより美しく重く見せる時がある。
いま創りだしているものがいま認められなくて、何十年後、何百年後かに
大きく受け入れられる作品もあるだろうって考えれば、
もっと作品に対して素直にダイレクトに想いをぶつけられるような気がする。
様々の歴史を通ってきてもなお今愛され続けている作品こそ真なのか。
私はいつだって自分の創った絵を見ているけど、それでは絵は一体何を見ている?

わかっちゃいるんだけど難しいよね。
今は絵描きすぎて過労死でもいいじゃないか。描きましょう!もっと!

(ただ、中途半端に体を傷めて生きながらにして絵が描けなくなる状況が一番終わってる…)

20090718

tansu-04.jpg


こんな写真も出てきた。
おそらく私が一番好きな芸術作品「太陽の塔」。
好きっていうと安っぽく聴こえるからあんまり好きですって言いたくない感じ。
犯罪者がこの中に立てこもった事件があったけど、ちょっと気持ちわからなくもない。

F100号の新作が良い感じになりそうで嬉しい。
いつも肉っぽい絵が多かったけど、今回は骨っぽい絵になりそう。
骨触りながら絵描きたい気分。

20090716

tansu-06.jpg


たぶん、私が生まれる前の実家の庭の写真…だと思う。
こんな事になってたんだ…今はもっと和風(?)というかスッキリしてるのに。


真っ白になって絵が描きたいけれど、
真っ白を演じることは出来ても本質的に真っ白にはなれない気がする。

どんなに内側にあるものを絵に吐き出しても、いらないものをどんどん捨てていっても、
最終的にはその過程を通った作品がちゃんと残る。

つわりで毎日吐いたりどんな苦しさがあっても、最終目的は健康な赤ちゃんを産む事にある、というか。
それで今度は自分が産んだものに対して責任を持ち続けなければいけない、というか。
自分が作り続ける作品も結局はそういうものなのか。
絵を描いて発表した時点で、何かしら尾を引いて付きまとうものがある。

そういう事を、もっと何も考えずに当たり前の事のように出来れば良いのに。
そういう事は頭で分かっていればいいことで、考えるべき事ではない気がする。
不自然な事はしたくないしするべきでない、と思う。
自然現象を受け入れる事が私にとっては大変なことだ。

20090715

tansu-05.jpg


これも実家から出てきた写真。
うちの実家建て直す前の様子だから、私が生まれる前の写真なんだわー。
この色の感じってどんなフイルム(カメラ)使ったら撮れるのかな。
いいなあ。

昨日twitterなるものを、よくわからずに登録してみた。

http://twitter.com/KanaOhtsuki

とりあえずメモがわりに使うかも。便利~。
気軽にお仕事近況とかこっちで報告できそうです。

20090714

tansu-02.jpg


これは実家にあるアルバムから発掘した写真。
この中のどれかが私のおばあちゃんのはず。(どれかわかんないけど…)
すごい、みんなオカッパ頭だ~。(そして眼鏡はみんなぐりぐりのマルブチだ~)


最近は眠いのに無理して起きてる事が多いけど、
こういう時は決まって、何か分かりそうで分からない事がある時なんだよなあ。。
何か、今描いてる絵に何か足りないのは分かるんだけど、
あともうちょっとのところで分からない感じ。
で、無駄に起きてる。


まさか。お仕事のちょっとした打ち合わせのつもりが、
絵を前にしてお互い一時間ほど話し込んでしまった。
すごく大事な話をしたと思う。
こういうのは今に始まったことではないけれど、その大事な話の間に自分の絵があった事が
やっぱりなんだか嬉しかった。
そこにお酒があればすごくおいしかっただろうな、と思うのだけど、
その時はお互い電話の向こうだった。
また是非飲みにいきましょほ*

ああ眠い。もう寝ましょう。

20090710

haka-07.jpg


お仕事絵描きながら個展用の新作100号を描く!
どっちも楽しい。

新作が訳わかんない事になってるけどそれがいい。
少女なのに、少女は全然自分の事少女だと思ってないんだね。
もっと訳わかんなくなればいいんだ。
少女でも人間でもない少女を描くんだ。
空気が震えるような感覚を掴むのだー!


最近落ち着いていないせいか、画像と文章が全然合ってないね。
ずっと前は意識してたけど、最近適当になってきました。ごめんぬさい。

memo-05

haka-06.jpg


お仕事の絵とデザインワークがあともう少しで完成。果たして仕上がりはどうなるか…!


生に向かうことは死に向かうことで、
死に向かうことが生きることなんだね。


まれに、自分にとってこれは究極の芸術だと思う作品に出会うことがある。
絵でも音楽でも映像でも何でも、私にとって特に
癒しの効果をもたらす芸術の究極ほど鳥肌が立つものは無い。
癒し系と称されるものではなく、精神の深いところにすっと潜り込んでいくような、
こちらが望んでいなくても強制的に癒されてしまうような芸術のこと。

そういう作品に出会ったとき、どんなにその作品の世界に引き込まれようとも
結局は芸術が持つ力の限界を感じて、ふと我にかえってしまう。
究極の芸術は、作品を通してありのままの私自身の姿をぼうっと映し出すだけで、
作品は何も語ろうとはしないし、ただただ私は
自分自身が生きる現実を直視せざるを得なくなってしまう。
優しくて心地よい癒しを与えるのに、触れたときにとても「痛い」。
ああこれ以上の癒しは無いんだなって事、芸術には限界がある事を教えられる。
でもそういう作品こそ、私が望んでいるものなんだなと思う。
結局は自分が動き出さなければ何にもならないんだなと思えるから。


でも行き着く先は結局何も無いんだよなあ。
まあ、何も無いから良いんだけど。
何にも無いところに向かうのが生き物の使命のような。
人間は地球の歴史をつくる一部でしかないんだね。

雨あがり

雨あがり


自分の感情を早く満たす事が出来るような比較的簡単なツールは周りにあふれている訳で、
そういう「自分の意思で何とかなるもの」を、少し寂しく感じる事がある。

高校生のとき、周りの友達がみんな携帯電話を持ち始めた瞬間、
その友達らとの会話が極端に減ってひどく悲しくなった思い出がある。
おそらく裏でメールをやり取りしているのが、その子たちの会話の代わりになったりしていたんだろうと思う。
そんな事をふと思い出した。

感受性ってことを考えたときに、私自身はあまり無いほうなんじゃないかと日々自信を無くしているのだけど、
それでも何となく思うことは、僅かで繊細な感触を忘れてはならないという事だ。
今感じてる風のにおいとか、季節の香りとか、遠くで聞こえる音とか、お日様のあたたかさとか、空の色とか
それらは永遠にそこにあるようでいて、実はそのとき、その一瞬でしか感じられないものであるし、
次の瞬間にはもう出会えない感覚が常にそこにあって。
音楽CDのように「いま聴きたいから聴く」という訳にはいかないものに愛しさを感じる。

人の出会いもそうで、人のそれぞれの関係性も永遠ではないし、
永遠だと感じるのは私たちがその関係性に名前をつけているからに過ぎなくて、
(またそれに纏わりつく感情に名前をつける事も同じことで)
変化していくもの、人間を含む自然物に対して何か半強制的な「名前をつける行為」って
苦しいものでしかないと思うことがある。

僅かで繊細な感受性を持つことが出来るのならば、
わかりやすい名前や言葉など無くとも人を信じることは出来るし、
また相手の気持ちも自然と察する事が出来るんじゃないかと思う。


と、最近読んだマンガ版「風の谷のナウシカ」を読んで思ったのでした。
これは、映画のナウシカと印象が全然違う。

繊細すぎる感覚がリアルに伝わってくる。
「胞子が発芽するときのつぶやき」ってどんなのかしら?
こういうホッとする感覚に出会える作品はいいなあ。それでいてとても強い。

男性である宮崎さんがこんな母性の強い作品を作れるなんて。
女性にしか出来ない事、女性としての役割についても考えさせられる作品でした。
こういう事を、異性への単なる憧れの感情で描いていないところにひどく関心させられます。

夏のはじまり

yasakajinnjya.jpg

高校生のなっちゃんと八坂神社へ行った時のこと。
神社内にアイスクリーム屋さんがあって、以前に人力車のお兄ちゃんが「ここのソフトクリームうまい」
みたいな事言ってたのを思い出したので、食べてみた。
なんか、シャリシャリしてた。


私の苦手な夏がやってきた。早く終わらないかな。
毎年、夏は私にとって試練の時期で、必ず大きなスランプがやってきます。
高校の時からずっとそう。

目的への道のりはいつも大きな遠回りからはじまるけど、
いかにして早く乗り込むかっていう事を考えていないと、いつまでたってもその位置から動けない。
じっと待っていること、じっと努力し続けることが時にはひどく甘えになる。
そして気付いた時には体力も気力も衰えてる、なんて事になったら大変ね。
昔と今の自分を比べてみると人は結構早く老いていく生き物なんだって事を感じる。

とりあえず頑張って冬に繋げないとねー。
今とっても素敵なお仕事をさせて頂いているのですが、また来月あたりに発表できるかな?
楽しみ。

Top

HOME

06 | 2009/07 | 08
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

作家 : 大槻 香奈

Author:作家 : 大槻 香奈
美術作家/イラストレーター
お問い合わせは以下の大槻香奈Webサイトよりお願い致します。

http://ohtsuki.rillfu.com

2243277_3246444182_bigger.jpg