KanaOhtsuki * One day One picture

■大槻香奈の日記■

sunflower03

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なかなか仕事が終わっていきませんが、とりあえずひとつ終了!
絵を喜んでもらえてよかった、、!!
発表出来る日が待ち遠しいです。
たのしみー。


最近、暑さのせいかよく疲れるので、花を部屋に飾るようにしてます。
生き物が部屋にあると結構元気が出ますね。
花が咲いて枯れていくまでの過程を見てると面白いです。

いつも思いますが、花って可愛いんですけど、じっくり見てたら怖いですね。。
生と死のオーラを同時に感じるというか、花の持つ存在感はすごいです。

sunflower02

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最近買った本の中で写真家の荒木経惟さんが、
「写真が写真でなくなるところが到達点かもしれないね」
とおっしゃっていて、作品見て、ああなるほどなと思った。

生きた作品を創る事の出来る人って、うまく言えないけど、
作品は「創る」ものではなく本当に「生む」ものだと考えているんだろう。

荒木経惟さんの作品とか、もう「写真」を見てるとは思えない程、
眼には観えないものがたくさん渦巻いて見えるというか、
ひとつひとつの作品がすごく重くて生きてる。

自分の中から「生まれてきたもの」に対してもちろん言い訳なんか出来ない訳で、
また、コンセプトを説明すればする程、何だか純粋さを失っていくような気がする。
でも、そういうものこそが本物なんだと思う。

よくわかんないけど、まさに自分が産んだ子供と同じなのかもしれない。
…子供産んだことないけど、何となく。

自分からどんな子供が生まれたって、本当に自分の子供なんだから、
言い訳せずにその子のそのまんまを受け止めて、
愛を持って育てていくべきなんだなあ、と。

周りの人から愛される子供でないかもしれないし、
まっすぐ思い通りに成長しないかもしれないけれど、
その子を生み出した自分だけは絶対、最後まで見放しちゃいけないものなんだろう。


まあ、わかっちゃいるけど、難しいすね。。。
でもとても大事な事だと思う。


最初の話に戻りますが、
荒木さんみたいな作品を見ると、彼を「写真家」とは呼びたくなくなります。
何となく。

作品制作は命を産みおとす事と同じように、重くて美しいものであって欲しい。

sunflower01

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ひとつ仕事が終わったので、久しぶりにドローイング。


お礼を言いたい人がたくさんいるけれど、
「ありがとう」って伝える事も大事だけど、
ちゃんと良い作品創ってきちんとした形で発表いくことで、
応援してくれている人たちにお返ししていかなきゃな、と思います。

堅苦しく言うと「責任」を感じる事が多くなったのだけど、
作品に向かうときは、それに縛られずに描く事を心がけています。


ところで最近は絵に関する夢ばっかりみます。
いつも面白い夢見てるんですが、お昼ごろにはもう忘れてしまってるので、
夢日記でもつけた方が良いかな。。。

20080715

20080715


あっという間に7月も半ば!!
ブログの更新も全く出来ずにおりました。汗

最近は仕事の関係で、村岡花子訳の「赤毛のアン」を読みました。
まともに読んだのは初めてだったのですが、こんなに素敵な物語だったとは…!!
今まで読んだことが無かった事を恥じるぐらい、感動してしまいました。

もっとメルヘンなお話だと勘違いしていたのですが、
女性独特の感情的な部分がすごくリアルで、
不思議でカリスマ性を持ったアンの行動や発言もろもろ…面白かったです。

偶然にもその後、私は赤毛のアンにそっくりの少女と出会い、
彼女の感受性豊かな空想話をたくさん聞いて、元気が出たのでした。
ほんまに、楽しい人に出会ってしまったなあ。。笑

「赤毛のアン」に関係するお仕事が何なのかは…来年きっとお知らせします。
早く言いたいなあ。。 
情報解禁まであと半年待たねばです。



私は最近人との出会いが多くて、
久しぶりに会った友人達や初対面の方々に、大きなパワーを貰いながら
生きてるんだなあ…と実感しています。
みなさまにただただ感謝感謝の日々です。

ネットを通して、励みになる暖かいメッセージを下さった皆様にも、
おひとりおひとりに握手をしてお礼を言いたい気持ちでいっぱいです。
色んな方の大事なお気持ちをたくさん頂いたので、
私もよりいっそう頑張れそうです!本当にありがとうございます。


最近は作家活動より仕事の方が忙しくなってしまっているので、
あまりブログ更新出来ないかもしれないのですが、
落ち着いたらまた、ちゃんとドローイングも載せたいと思います。

ああ~書きたい事がいっぱいだ!!

20080702

HighschooL


先日、次の個展をおこなう場所を探すために、ギャラリー巡りをしていました。
その中の一つ、ある現代美術を扱うギャラリーでスタッフの人たちに声を掛けられ、
話の流れでギャラリーの規約など質問をしていました。
すると、「あなたもアートをやっているの?」と聞かれたので、「はい」と答えました。

そうしたら態度が一変。彼らは美術界の知識を次々と口にし、
私の作品を見てもいないのに、私の事を知りもしないで、私に対する意見をいろいろ述べはじめました。

たぶん、来る作家来る作家、ちゃんと作品を観ずに、
その人の本質的な話を聞かずにみんなに同じような事を言ってるのだろう。。。

最近読んだ本の中に、(小山登美夫さんの本だったかな?)
若い作家がギャラリーにどんどん作品をもっていって、
それを選定して断ったり採用したりしているうちに、
自分が作家より偉いと勘違いしているギャラリストが多い、
みたいな事を書かれていて、話を聞きながらその本の文章がずっと頭をよぎっていました、、、

【年齢・作家としての経歴・美術の学歴・作品の値段】

アートに深く関わってきた上で私を正しく批判するというのなら、
これらを除いたところで、社会性と美術界の知識を持って、
私の作品そのものをはっきりと否定して頂きたい。

【常識・知識・社会・流行・アート界】

これらを何の疑いも無く信じ込み、彼らが言うように、
そのルールに従った者が美術界を支えているというのならば、
なんて美術は薄っぺらいものなのだろうか。

「流行を追いかけろ、社会を知れ、もっと経歴を示せ、もっとアートに興味を持て」
と彼らは言う。

色んな誤解を生んでしまうかもしれないが、私はアートそのものに興味は無い。
美術界のいうアートがどんなものなのかは分からないが、
私にとってのアートは、人々の願いを叶える為のひとつの「方法」だと考えている。

「今活躍しているアーティストの生き様を学べ、そして自分の中に吸収しろ」
とも言われた。
ここで怒りを感じてしまったのだが、、、

私は高校のときから、様々なジャンルで活躍するアーティストの生き様を見るのが好きだった。
しかし、私がやりたいと思ってる事を実際にやってるアーティストはいなかった。
だから尊敬や憧れを抱く事はあっても、自分の「目標」には出来なかった。
第一、私のやりたい事を実現してくれてる人が既にいたら、
自分の心を売ってまでして、わざわざ自分がアーティストになろうなんて思っていないよ。。

それに、私はそのギャラリーで展示をさせて下さいなんて一度も言っていない。
私はただスタッフに声を掛けられ、少しギャラリーの規約を問い合わせただけだ。
もちろん作品集だって見せていないのに。。。

社会だの一般論だの、色んな事を言われたが、
いったいギャラリースタッフは私の何を知って長々と私を批判したのだろうか。

「美術に深く関わっている事が何より素晴らしい」

と言いたげのような数々の言葉を、
美術に関わっている人の口から言われた事が何よりショックだった。
美術ってそんなもんじゃないと思う。
立派な作家になる為に美術界に気に入れられる事が大前提であるのなら、
私が最も尊敬している偉大なアーティスト達を否定した事になる。
それに、名前が売れていなくったって、純粋に感動出来る作品を創ってるアーティストがいる事も知ってる!!

人の肩書きだけの情報で人を批判するような人に、美術を語って欲しくなかった。
美術界の為に美術をやっても、何の意味も感じないのに。

馬鹿馬鹿しいです。


その日は、パワーを彼らに吸い取られたかのように全く力が出ず、
朝までずっと考えごとをした。

結局私のやりたいことは、今あるルートに沿っていくのではなく、
自分で新しい価値をつくっていかない事には前に進めないんだろう。
もはや私に肩書きなんて無いのかも知れない。

イラストレーターにもアーティストにもなれない、ただの女である私が、
一体どこまでいけるのかは分からないが、頑張るしかない。

なんだかもう悲しすぎて不安すぎて、ギャラリーに対して怒りすぎて訳がわかんなくなってる。

今の気持ちを表現するには色々と言葉足らずで、
今日の日記を読んだ方は「?」と思われるかもしれないが、
一晩悩んで、ひとつ確信したことがある。

私はどうやら、

「生きてる少女を救ってあげたい」

だけの気持ちしか無かったんだという事に、生まれて初めて気付いた。
その方法が、たまたま「絵」だっただけだ。

その為には、たくさんの人に作品を見てもらわないと私も救われないような気がする。
だから、本当はギャラリーとも仲良くしていきたいし、
良いものにする為になら、愛情を持ってぶつかっていきたいところなのだ。

でも私はそのギャラリーに対して反論出来なかった。

私が初個展にどれだけの作品を売ったか、どれだけの来客数があったか、
そしてその後の大きな仕事のこと、、、その時に言ってやりたかった。
お金に関する良い話さえすれば彼らは良い態度に変えてくるだろうと、
話の流れのなか直感で思ったからだ。

でもその事を、彼らに言わなくて良かったと思う。
もしそんな事を言ってしまっていたら、この先ずっと後悔しただろう。

今まで作品を買ってくれた人たちのこと、個展に観に来てくれたたくさんの人たちのこと、
あの日、私の作品に触れてくれた人たちが私に話しかけてくれた時、
私は、その人たちの目が本当に大好きだと思った。
ああ、絵を描いていて良かったと心から思えたのだ。

そんな大事な人たちの心をもお金で売ってしまうかのような、、、
そんな心苦しい事は出来ない。

でもきっと彼らは、その程度の心でアートをするな、と言いたいのだろう。
だけど、どんなにつまらないと言われても、私は生涯かけて表現したい事がある。
そしてそれを待っててくれる人がいるから諦める事は出来ない。

アートの上だけでは語れない大事なこと、いつか言える時がきたらちゃんと言おうと思う。
今はまだ、心が弱すぎて言えないや。


今はとにかく、今やるべき仕事を頑張るのだ。

純粋に私の絵を見てくれてる人たちだってちゃんといるのだ。
今を生きてる10代の少女達も強いメッセージをくれる!
もちろんそれ以外の人たちだって、本当に素敵な言葉をくれている!
そのありがたい気持ちを忘れちゃいけない。

怒りたくなったとき、悲しいときにその大事な気持ちを思い出そう。

興味のある方はどうか、これからも見守っていて頂けると心から嬉しいです。


むおーーー!負けずに頑張るぜ!!



きのうは女性モデルの方とお会いしてきました。
やっぱり自分の為だけじゃなく、人のためにもアートがしたいと思った、今日一日でした。

長々とごめんなさい。おわり。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

公式サイトのトップが変わりました* あと色んなページを更新しました。
是非ご覧下さい。

http://ohtsuki.rillfu.com

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作家 : 大槻 香奈

Author:作家 : 大槻 香奈
美術作家/イラストレーター
お問い合わせは以下の大槻香奈Webサイトよりお願い致します。

http://ohtsuki.rillfu.com

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