FC2ブログ

KanaOhtsuki * One day One picture

■大槻香奈の日記■

【NEWS】台湾・新竹市にて個展「何度目かのお祝い」開催

ohtsuki_main-960x510.jpg

【期間】 2019.8.16(金) – 9.29(日) 
【時間】 10:00 – 18:00 月休
【場所】 台湾 新竹市鐵道藝術村
花園街64號, 新竹市, 台湾
TEL +886 3 562 8933

※作品へのお問い合わせはondoまでお願いいたします。

(↓ondo onlineより抜粋)   

美術作家・大槻香奈の台湾個展。
主にアクリル絵の具を使用した平面作品を中心に、少女・蛹・家など、
自身の興味の対象である「から」(空・殻)、
空虚さを感じるモチーフを通し、現代日本の情景を捉えようとしている彼女。
2016年に台中(綠光+marüte gallery)で開催された
台湾初個展「PUPA(蛹)」から3年。
今回は、成熟の象徴としての蝶のニュアンスを描く。

人は成長の意思さえあれば何度でも蛹になり、
新たな蝶になれるという思いを元に、2度目の台湾個展を開催。

 

♦︎

  

「何度目かのお祝い」

日本では古くから、お祝い時に(特に女の子に向けて)日本人形を贈る文化があった。それには「あなたの不幸ごとは、この人形が身代わりになってくれますよ」という意味があった。地域差はあるが、それは誕生日や結婚、出産、引っ越しなど、様々なタイミングで行われていた。しかし現代では、その文化は徐々に薄れてきている。昔の大きな家と比べて、今は人形を置けるスペースのない、小さなマンションに住むようになった事も関係している。世代が変わるごとに、家やその住人を見守ってきたお人形は、行き場を失い、次々と手放されるようになった。日本の人形文化に目を向けたとき、他人を祝福するひとつの大きな形の喪失に、私はなんとなく寂しいような気持ちになった。

私はいま絵を描いて生きている。これまで日本人形が背負ってきた役割を、ささやかだけど、自分が絵を描くことで叶えたいと思った。目の前にいる他人の、いま生きていることを祝いたい。今回はそんな「祝福」をテーマに、過去作から最新作まで発表いたします。

大槻香奈  

♦︎

——————————————

 EVENT

レセプションパーティー / 8.16(金)19:30〜
作家を囲んでささやかなパーティを開催します。お気軽にお越しください。

—————————————— 

新竹鐵道藝術村 / Hsinchu Art Village

 

台湾政府が運営する芸術・文化施設。電車の倉庫をリノベーションしており、
鐵道文化の紹介ブースやギャラリースペース、カフェ、作家アトリエ等を備える。

アーティストのサポートや美術教育の啓蒙などを行い、
近年は台湾作家だけでなく欧州作家の展示開催等、
国際的な芸術交流も図っている。

【NEWS】新井素子著「星から来た船・下」装画担当

bjftr

新井素子さん著「星へ行く船シリーズ」の第8巻「星から来た船・下」の装画を担当いたしました。
みなさまぜひお手に取ってご覧ください!

https://amzn.to/2YUpyoT

【内容紹介】
ぶっこわし屋、トラブルメイカー勢ぞろいの「星へ行く船」番外編、完結! 物語のその後のその後を描いた書き下ろし短編も乞御期待。
迷子の赤ちゃんこと祥子ちゃんと、その祖父母夫妻が宙港を占拠したテロリストの人質に! 現場に急行する太一郎と所長。そして、何やら物騒なものを抱えて潜入を試みる真樹子と、それに触発され理性の意図が一本切れた麻子。ところが、テロリストたちの事情を知ると……。表題作ほか、この物語のその後のその後、『そして、星へ行く船』から18年後のある日を描いた書き下ろし短編「お帰りなさい」も乞御期待! 新装・完全版「星へ行く船」シリーズ、これがほんとの完結編!

ctrdhrtfhj.jpg

上・中・下、三巻つなげると一枚の絵になります。ぜひお家で並べてみてください!

【NEWS】双子のライオン堂にて大槻香奈個展「本が生んだ絵の世界」開催

honyomi

赤坂の本屋、双子のライオン堂にて大槻香奈個展「本が生んだ絵の世界」を開催いたします。
大槻による選書と、それに関連する原画作品を展示いたします。

会場には大槻私物の本も並んでおり、そちらもお読みいただけます。
会期中はイベントも御座いますので、双子のライオン堂公式ページをご確認ください。
皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。

:::

日程:2019年7月31日(水)~8月11日(日)※月曜、火曜は休廊。
時間:水~金:15:00~21:00/土:13:00~21:00/日曜:13:00~18:00

場所:双子のライオン堂の奥のギャラリー2544
住所:107-0052 東京都港区赤坂6-5-21-101
URL:http://liondo.jp
入場:無料

※営業時間変更の場合があります。お越しの際はSNS等をご確認ください。
※作品に関するお問い合わせは双子のライオン堂まで。
※作家への差し入れはお断り申し上げます。

【NEWS】新井素子著「星から来た船・中」装画担当

FullSizeR (32)


新井素子さん著「星へ行く船シリーズ」の第7巻「星から来た船・中」の装画を担当いたしました。
みなさまぜひお手に取ってご覧ください!

https://amzn.to/2IcjnDx

【内容紹介】
土星に向かった月村真樹子と太一郎を追う麻子と所長。一同がそろった宙港で、新たなトラブルが勃発!?表題作ほか書き下ろし1篇収録。

【著者について】
1960年東京都生まれ。立教大学ドイツ文学科卒業。77年、高校在学中に「あたしの中の……」が第1回奇想天外SF新人賞佳作に入選し、デビュー。少女作家として注目を集める。「あたし」という女性一人称を用い、口語体で語る独特の文体で、以後多くのSFの傑作を世に送り出している。81年「グリーン・レクイエム」で第12回星雲賞、82年「ネプチューン」で第13回星雲賞受賞。99年『チグリスとユーフラテス』で第20回日本SF大賞をそれぞれ受賞。『未来へ……』(角川春樹事務所)、『もいちどあなたにあいたいな』(新潮文庫)、『イン・ザ・ヘブン』(新潮文庫)、『ダイエット物語……ただし猫』(中央公論新社)など、著書多数。

【NEWS】新井素子著「星から来た船・上」装画担当

FullSizeR (4)


新井素子さん著「星へ行く船シリーズ」の第6巻「星から来た船・上」の装画を担当いたしました。
みなさまぜひお手に取ってご覧ください!

https://amzn.to/2IcPD9h

【内容紹介】
お待たせしました! 大人気「星へ行く船」シリーズ番外編が、新装&完全版で登場! “おまけ"の書き下ろしと新あとがきももちろん併録。
田崎麻子の恋人で、火星の探偵事務所の所長、水沢良行は、ひどく取り乱していた。きけば、20年前に生き別れた日の弟が、突然、火星にやってくるのだという。彼の名は、山崎太一郎。さぁ、トラブルのはじまり、はじまり。
――大人気! 「星へ行く船」シリーズの番外編が新装完全版で登場! 表題作ほか、16歳だった頃の太一郎の様子がうかがえる書き下ろし短編「行ってらっしゃいませ」と新あとがきを収録。

【NEWS】仙台で大槻香奈個展「いびつな星と自由の彼方」開催

_convert_20190611051608.jpg


今年の夏、仙台での大槻香奈個展「いびつな星と自由の彼方」を開催いたします。
この度の企画は高橋英諒(@fonfo_n)、場所はTURNAROUND、東北での発表は初となります。
皆さまぜひお越しください!


【大槻香奈個展「いびつな星と自由の彼方」】
今年はデビューから12年となり、仙台では初の個展になります。これまで日本の中空構造や、自身が生きる中で実感としてあった空虚さに着目し、主に絵画表現によってその空っぽの輪郭を辿ろうとしてきました。空虚なイメージはしばしば器のような形で現れます。本展では、その器的なかたちを成長過程の蝶の蛹に見立てて、その殻(器)を破り新たに蝶へと変容するような、空虚さを超えて自由を獲得するイメージをもった作品を展示します。器の輪郭を辿ってきた過去作と比べ、新作は器的表現をベースにしながらも、それを打ち破る自由さ、その強さをストレートに表現します。本展がこれからの令和時代を生きるエネルギーのひとつとなりましたら幸いです。

□会期
 2019年7月9日tue-7月14日sun
 11:00~19:30 (※最終日は~16:00)

□会場
 Gallery TURNAROUND
 980-0805 仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1F
 地下鉄東西線「大町西公園駅」~徒歩5分


□プロフィール
大槻 香奈 おおつき・かな
1984年、京都府生まれ。美術作家。嵯峨美術大学客員准教授。
主にアクリル絵具を用いた絵画作品を中心に、「から」(空・殻)に基づいた制作を行う。2007年より活動を開始し、国内外を問わず、ほぼ毎月各地で展覧会を開催。イラストレーターとして書籍の装幀やCDジャケット等にも数多く作品を提供する。2018年に初の画集「その赤色は少女の瞳」(河出書房新社)を刊行。2019年5月には、自身の祖母の家を撮影した初の写真展「人形の住む家」(神保町画廊)を開催。

-----

企画担当|高橋英諒


※出展作品は絵画・ドローイング・写真など約50点~を出展予定。
※DM画像「自由の彼方」(一部)2019年 アクリル

【NEWS】Gallery Yukihiraにて「大槻香奈オープンアトリエ・ミニ」を開催

D6rrzspUIAEOT5F.jpg

【大槻香奈 オープンアトリエ・ミニ】
★ゲスト作家:北浦朋恵
美術作家・大槻香奈による、3日間だけのオープンアトリエを開催いたします。GalleryYukihiraでのオープンアトリエも6回目となりました。今回はゲストとして、作家の"北浦朋恵"をお呼びし、2人で作品制作を行います。ギャラリーが2人のアトリエそのものに大変身。そこで絵を描いたりお客さんとお話したり…(時々ごはん)、そこで生活をしながら作品制作をします。みなさまぜひ、アトリエに遊びに来て下さい!


【開催概要】
会期:2019年6月7日(金)- 2019年6月9日(日)12:00-19:00 会期中無休
入場料:¥500
場所:GalleryYukihira


【関連企画:初夏お茶会】
関連イベントとして「初夏お茶会」を開催いたします。作家さんを囲みつつお茶を飲みながら展示や作品などのお話ができます。ぜひお気軽にご参加ください。(ご予約不要です。直接会場にお越し下さい。)
2019年6月8日(土)17:00-19:00
参加費:¥300+入場料
場所:GalleryYukihira


【作家プロフィール】
大槻香奈
1984年生まれ。京都府出身、東京在住の美術作家。嵯峨美術大学客員准教授。2007年より活動を開始。月に約一度のペースで、国内外問わず、様々な場所で展覧会を開催している。主にアクリル絵の具を使用した平面作品を中心に、少女・蛹・家など、自身の興味の対象である「から」(空・殻)、空虚さを感じるモチーフを通して、現代日本の情景を捉えようとしている。書籍の装画やCDジャケット等にも作品を提供するなど、イラストレーターとしても活躍の場を広げている。

北浦朋恵
1984年埼玉県生まれ。絵描き、イラストレーター。2007年武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業。作品制作、書籍への挿絵などを中心に活動。自身が親しんできたこと、悲しんできたことを基に、アクリルや色鉛筆を用いて、やわらかでも直立した心が感じられるような人物や動物を描いている。
WEB:http://tomoe-kitaura.com/

【NEWS】大槻香奈 初の写真個展「人形の住む家」 神保町画廊にて開催

祝福ふたたび

神保町画廊にて大槻香奈初の写真個展「人形の住む家」を開催いたします。
人形に囲まれた祖母の家をフィルム撮影しています。
みなさまぜひご覧ください。

http://jinbochogarou.com/?p=1989

期間:5月24日(金)~6月2日(日) 会期中無休 
時間:13時~19時

May 24-June 2 2019 Kana Ohtsuki Photographic exhibition

:::

夢も恋も野心も陽だまりも流れ星も。私たちの魂の還る場所はここにある。
幾原邦彦 (アニメーション監督)

:::

「人形の住む家」 文/大槻香奈

 母方の祖母の家を撮っている。私にとってその家は、幼いころから心の支えだった。特に晴れた昼間、やわらかい光が差し込んでいるとき、私は家と一体になったかのような、得体のしれない何かに守られているような気持ちになった。
 子供の頃は親戚の子供たちと集まって、家の中で鬼ごっこやかくれんぼをしたり、部屋にステージを作って劇をしたり、夜のお庭では、親戚の大人たちをお客さんにお化け屋敷をやったりして、いつも賑やかな家だった。
 その家には人形がたくさんあった。母が幼いころ遊んだフランス人形、誰かの結婚祝いに贈られた日本人形、祖父が旅行土産で買ってきた木彫りの人形、孫たちが祖母に贈った人形など… 誰かが誰かのために買ってきた、ささやかな祈りや願いの形が家じゅうに存在していた。普段は人の話し声でかき消されているけれど、ふと昼間にひとりで家にいると、人形たちのささやき声が聞こえてくるような、いつもなんともいえぬ霊的な気配を感じていた。昼間の光に静かに照らされたお人形たちは、その瞬間生きたような色気もあり、その向こうに誰か持ち主の想いのようなものを感じたりしていた。見えない何かを受け取っては、心落ち着くと同時に怖い感覚もあって、それはたとえば、神様や仏様を感じる時に似ていたかもしれない。けれど、私にとってお人形は、それよりもずっと身近なものだったと思う。

 元々日本人形というものは、厄除けとして結婚や出産など祝い事に贈られるもので、家の守り神として日本の家に存在してきた。そんな文化は今はもう古くなってしまったけれど、昔は人の願いや意思を繋ぐものとして、人形が機能してきた側面がある。祖母の家の人形たちは、きっとこれまで長い間、祖母や親族の私達の不幸事の身代わりになって、この家を守ってくれていたのかもしれない。

 かつては多くの家族や親族が頻繁に出入りしてきたその家に、今は祖母がひとり、静かに暮らしている。祖母はいまも生きている。けれどもこの先、この家はどうなるのだろう。祖母を中心としてこの家に関わってきた人たちや、人形たちが作ってきた家の気配は、最終的にどこへいってしまうのだろうと考えるようになった。そうして私は、祖母の家の姿を写真に収めずにはいられなくなった。この写真たちが、時代の流れの中でいずれ失われゆく「気配」の記録のひとつとなっていればよいなと思う。


※今回の展示は「昼間に宿る」という昼間の家の様子を撮ったシリーズと、「祝福ふたたび」という、私の妹たちを撮ったシリーズで構成する。「祝福ふたたび」について、写真の中の妹たちは時に祖母のお下がりのお洋服や小物を身に纏っている。それはどこか祖母の幽霊のようであったり、若かりし頃の私の母のようでもあり… そしてまた、家族の誰かの見えない意志を受け継ぎ、家を見守ってきた人形たちのようでもあり… そんなふうに、家に馴染んできたものたちのイメージを形にしている。

【NEWS】ACT小品展2019に参加

アートコンプレックスセンターにて、ACT小品展 2019に参加しております。
みなさまぜひご覧ください!

http://www.gallerycomplex.com/schedule/ACT195/shouhinten.html

2019/4/23(tue)-5/5(sun)
11:00-20:00(最終日は17:00まで)
2F ACT5
月曜休館
Party 4.27.sat 17:00-19:30

作品サイズは全てSM(サムホール)に統一し、様々な作品・作風を楽しんでいただける小作品展です。
出展作家は約85名!作品は約170点にのぼります。是非ご高覧くださいませ。

アベミキ | 有村佳奈 | 飯田哲夫 | 生熊奈央 | 伊藤雅史 | 指宿 | 内山良子 | 卯月螢 | 海さそり | ヱリス
eico wada | 大石照美 | 大槻香奈 | 大森弘之 | 大和久真穂 | 小川佳奈子 | 奥村彰一 | 小野澤久美 | 小野寺光
オマタアヤノ | カイヒデユキ | かおかおパンダ | かずちこ | 桂川美帆 | 河村有佳 | 河山流 | 黄菊しーく
北園麻美那 | きよみずミチル | 桐。 | 黒田阿未 | 小浦昇 | 小山利枝子 | 佐藤草太 | 佐藤ニロ | 貳來 | 島﨑良平
朱華 | 朱門 | じん吉 | 新直子 | 注連埜絢 | 關加奈子 | 高草滋汰 | 高橋亜弓 | 高橋貴子 | takuchi
田口恵子 | 武田尋善 | 立澤香織 | 田中美代子 | 月岡朔夜 | 朋絵 | NaNaHa | 南無子 | 新島加奈 | 新田美佳
ninko ouzou | 野瀬昌樹 | 秦絵里子 | 万翔葉 | 平田澱 | 藤井豊 | ベロニカ都登 | 前川弘
星山耕太郎 | 丸山浩司 | Mizuki the City | ミック・イタヤ | 三谷拓也 | 宮島永太良 | ムクラアヤネ | 杢田斎
森水翔 | もんちほし | 夜想ゆにこ | 安河内裕也 | やちだけい | 山下千里 | やましたみか | ヤマダチカ | ゆまむ
吉田真百合 | 吉田有花 | 橋本六久 | ROROICHI | and more...(敬称略・五十音順)

【NEWS】「大槻香奈 春のオープンアトリエ -2019- |記録片|」販売開始

險倬鹸迚・01_convert_20190410211105

2019年2月8日から11日までondo tosaboriで開催された「大槻香奈 春のオープンアトリエ 2019」が販売開始になりました。
その4日間にわたるアトリエ内の様子に、期間中に制作された13点の作品図版と、
作家自身による作品解説・制作日記などをまとめた、超豪華展示記録集です。
みなさまぜひご覧ください!
 
200部限定

購入はこちらから→http://store.ondo-info.net/items/artist/ohtsukikana/10628/

Top|Next »

HOME

07 | 2019/08 | 09
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

作家 : 大槻 香奈

Author:作家 : 大槻 香奈
美術作家/イラストレーター
お問い合わせは以下の大槻香奈Webサイトよりお願い致します。

http://ohtsuki.rillfu.com

2243277_3246444182_bigger.jpg